【暗号資産】「テストネット」「メインネット」とは?わかりやすく解説!
「テストネット」とは
テストネットとは、暗号資産の開発のためだけにテスト用として使用するネットワークの事をさします。
テストネットは、開発中の暗号資産の動作を試し、問題点の有無を確認します。
例えば、イーサリアムの開発を進める際に、本物のイーサリアムを使って行うというケースはほとんどありません。
開発中にバグが起きた場合、イーサリアムを失ってしまう危険性があるためです。
こうしたリスクを避けるために、通常のネットワークとは別に、試験用のネットワーク「テストネット」が存在しています。
テストネットの状態では、開発中の暗号資産のブロックチェーンは公開されていません。
「メインネット」とは
メインネットとは、ブロックチェーンを正式に稼働させる本番環境のネットワークの事をさします。
メインネットでは、実際に独立されたブロックチェーンが公開されます。
ブロックチェーンに記録されたデータは改ざんが難しいのが特徴ですが、一度記録されたデータは修正することは出来ませんので、ブロックチェーンを動かす際には何度もテストネットで確認をする必要があります。
テストネットで問題点を出し、稼働させても問題が無い状態になれば、実際に世界中の人が触るネットワーク環境「メインネット」へ移行します。
メインネットローンチとは
ローンチとは、一般的に「正式に世に提供するタイミング」を指して使われる言葉です。
暗号資産業界におけるメインネットローンチとは、「独立したブロックチェーンを全世界に公開すること」をさします。