このチャレンジの目的
今回のテーマは──
「自民党総裁選で、為替(ドル円)はどう動く?」
自民党総裁選は、日本の次のリーダー=総理大臣を決める重要なイベント。
その結果によって「日本経済の方針」や「金融政策」への期待が変わり、
為替相場(特にドル円)が大きく動くことがあります💹
この動きを利用して、
みんなで予測力を鍛えるトレーニングをしよう!というのが今回のチャレンジです🔥
自民党総裁選ってなに?
政党ってなに?
日本にはいくつもの「政党(政治グループ)」があります。
それぞれ、考え方や政策が違います👇
政党名 | ざっくり特徴 |
---|---|
自由民主党(自民党) | 経済・外交を重視する保守的な政党。現在の与党。 |
立憲民主党(立民) | 福祉や人権を重視するリベラルな野党。 |
日本維新の会 | 改革志向で経済重視。大阪を中心に拡大中。 |
公明党 | 自民党と連立を組む与党。生活者目線の政策が多い。 |
国民民主党 | 中道寄りで現実的な政策を推進。 |
共産党 | 労働者保護や反資本主義を掲げる野党。 |
この中で自民党は戦後ほとんどの期間で政権を担ってきた最大政党です。
だから「自民党のトップ=日本の首相」になるのが一般的なんです。
総裁選とは?
そんな自民党のトップ(総裁)を決めるのが、
自民党総裁選(じみんとうそうさいせん)です。
立候補するのは自民党の国会議員。
投票するのは、自民党の国会議員+全国の自民党員(党のメンバー)。
過半数を取った人が「自民党総裁」=実質的に「次の総理大臣」になります。
つまり、国の方針を左右する超重要イベントというわけです。
為替(ドル円)とどう関係あるの?
為替相場は「お金の流れ」と「大衆心理」で動きます。
総裁選では、候補者の発言や政策方針によって市場の期待が変化し、
次のような影響が出やすくなります👇
状況 | 為替の傾向 |
---|---|
財政出動・円安政策に前向きな候補が勝つ | 円安(ドル円上昇)になりやすい |
緊縮・増税・慎重派の候補が勝つ | 円高(ドル円下落)になりやすい |
政局が混乱・決選投票で不透明 | リスク回避で円高になりやすい |
つまりトレーダーにとっては、予測力を鍛える絶好の材料!
2025年10月4日(土)のスケジュール
- この日が「自民党総裁選の投開票日」
- 土曜日なので市場(FX)はお休み
- でも週末にニュースが出るため、週明けの月曜日に反応が出る可能性大
だからこそ、今週末のうちに
✅ 誰が勝つか
✅ 市場はどう反応しそうか
✅ 月曜のドル円は上がる?下がる?
をシミュレーションしておくことが重要なんです💥
自民党総裁選チャレンジとは?
「経済指標チャレンジ」と同じく、ゲーム感覚で為替の動きを予測してみよう!という企画です。
- 誰が勝つと思う?
- 結果が出たらドル円は上?下?
- どのタイミングでエントリーする?
トレードの“正解”を探すのではなく、
「なぜそう考えたか」を言語化する練習こそが目的。
大衆心理を読む力を鍛える、まさに“リアルトレーニング”です🔥
トレードが初めての方へ
「ポジションの持ち方がわからない…」
「利確や損切りのやり方が難しい…」
「出金の手順が不安…」
そんな方も大丈夫!
SJKCollegeでは、
✅ 一から丁寧に學べて
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🔰初心者でも安心してトレードを体験できます!
最後に
政治の話は難しそうに聞こえますが、
相場にとっては“お金の流れを読む最高の教材”です。
このチャレンジを通して、
「ニュースをトレードのチャンスに変える力」を一緒に鍛えていきましょう🔥
【速報】自民党新総裁に高市氏が決定!※追記
2025年10月4日(土)の自民党総裁選は、
決選投票の結果、高市早苗氏が新総裁に選出されました🎉
女性としては史上初の自民党総裁就任となります。
高市氏はこれまで、
・積極的な経済対策
・防衛力の強化
・国内投資の拡大
などを重視してきた政治スタンスで知られています。
そのため、市場では──
💬「財政出動に前向き → 円売り(円安)方向へ」
という見方が広がっています。
【トレード視点】円安を狙うならどう立ち回る?
もし「円安(ドル円上昇)」を予測して、
週明けにドル円ロング(買い)でチャレンジしたい場合、
次の3つのポイントを意識しましょう👇
① 月曜朝の「窓開け」に注意!
総裁選などのイベント直後は、
週明けに相場が一気に動いてギャップ(窓)が発生することがあります。
💡 一例としては──
東京市場が動き出す9時以降、初動が落ち着いて押し目ができてから
エントリーを検討するトレーダーも多いようです。
② 狙う時間帯の“傾向を知っておく”
ドル円は、東京時間の「仲値(9:55)」にかけて
円売り(ドル買い)の動きが入りやすい傾向があると言われています。
そのため、時間帯ごとの動きの特徴を把握しておくと、
自分のエントリー判断の参考になります。
💡 参考例:
- 9:00〜 市場が本格的に動き出す時間帯。
- 9:20〜9:40頃 仲値に向けたフローが入ることも。
- 9:50〜10:30頃 仲値通過後は一時的な反転が起こりやすい局面。
こうした時間の“クセ”を知っておくことで、
自分のトレード計画を立てる際の目安になります。
③ リスク管理の考え方
政治イベント後の相場は、
方向感が出ても値動きが荒くなることがあります。
そのため、
- 最大損失を把握する
- 利食い損切位置を明確にする
- 想定外の動きに備える
といった基本を意識することで、
より落ち着いて判断できるようになります。
SJKでは、「当てること」よりも「読む力を鍛えること」を目的としています。
自分なりの仮説を立てて、検証を重ねることで精度を高めていきましょう。
月曜朝イチの“スプレッド急拡大”に注意!
週明け(月曜6:00〜8:00頃)は市場参加者が少なく、
取引が薄いためにスプレッド(売値と買値の差)が大きく広がる傾向があります。
この時間帯は流動性が低いため、以下のような動きが起きやすいとされています👇
- エントリー直後に大きなマイナススタートになる
- 思わぬ位置で損切りが発動する
- 指値・逆指値がズレて約定してしまう
💡 一つの考え方としては──
スプレッドが落ち着くまで様子を見たり、
実際の動きを確認してから行動するトレーダーも多いようです。
時間帯 | よく見られる傾向 |
---|---|
6:00〜7:30 | スプレッドが広がりやすい時間帯。動きが不安定。 |
8:00〜 | スプレッドが徐々に戻り始めることが多い。 |
9:00〜 | 東京市場オープン後、値動きが安定しやすい時間帯。 |
スプレッドは“見えないコスト”とも言われます。
イベント後の早朝は、慌てずに状況を見極める意識が大切です。
まとめ
ポイント | 内容 |
---|---|
新総裁 | 高市早苗氏(女性初) |
相場の見方 | 積極財政を背景に円安(ドル円上昇)を想定する声もある |
参考となる時間帯 | 東京市場オープン後の動きを確認して判断するトレーダーも多い |
注意点 | 窓開け・スプレッド拡大に留意 |
心構え | 「当てる」より「読む」意識でシナリオを立てる |
💬 今回のチャレンジは、
「ニュースをどう読み、どう行動に変えるか」を磨くための実践トレーニングです。
焦らず、シナリオを立てて、自分の“思考トレード”を試してみましょう🔥
用語解説:チャレンジ前に知っておきたい3つのキーワード
トレードの現場でよく出てくる
「窓開け」「仲値」「スプレッド」について、
それぞれ簡単に整理しておきましょう👇
窓開け(まどあけ)とは?
週明けや重要ニュースのあとなどに、
チャートの価格が前回の終値とズレてスタートする現象のことをいいます。
たとえば、金曜の終値が150.00円だったのに、
月曜の始値が150.50円で始まった場合、
その間の0.50円分が「窓(ギャップ)」になります。
この“窓”は、
- 週末のニュースを織り込むために起きる
- その後「窓を埋める(元の価格に戻る)」動きが発生することも多い
という特徴があります。
つまり、週明けの初動はいつもより注意が必要ということです。
仲値(なかね)とは?
仲値とは、銀行がその日の為替レートを基準として定める価格(通常は9:55頃)のこと。
特に日本の銀行では、
この仲値をもとに企業が「1日のドル買い・ドル売り」を行うため、
9:00〜9:55の間は一時的に円売り(ドル買い)が入りやすい傾向があります。
そのため、トレーダーの間では
「仲値トレード」と呼ばれる手法も存在します。
💡 ただし、これはあくまで“傾向”であり、
毎回そう動くわけではありません。
時間帯の特徴を知っておくことで、相場の“流れ”を読むヒントになります。
スプレッドとは?
スプレッドとは、FX会社が提示する「買値(Ask)」と「売値(Bid)」の差のことです。
この差は、実質的にトレーダーが支払う取引コストにあたります。
たとえば、
- 買値:150.05円
- 売値:150.00円
の場合、スプレッドは「0.05円(=5pips)」です。
スプレッドは通常は狭い(小さい)ですが、
- 早朝(特に月曜6〜8時)
- 重要ニュース直後
- 流動性が低い時間帯
には一時的に広がることがあり、
このときにエントリーすると「入った瞬間に損失スタート」になることもあります。
💡 だからこそ、“スプレッドが安定している時間帯”を見極めるのも大切なスキルです。
まとめ
用語 | 意味 | 注意ポイント |
---|---|---|
窓開け | 終値と始値がズレてスタートする現象 | 週明けやニュース直後に発生しやすい |
仲値 | 銀行が定める1日の基準レート(9:55頃) | 一時的に円売り・ドル買いが入りやすい |
スプレッド | 買値と売値の差(取引コスト) | 早朝やニュース直後に広がりやすい |