ファンディングレートの見方|プラス・マイナスより「重さ」が重要な理由

クリプトラボ

暗号資産の先物取引をしていると、
必ず目にするのが 「ファンディングレート」 です。

多くの人が、

  • プラス → ロングが多い
  • マイナス → ショートが多い

とだけ見てしまいがちですが、それだけでは不十分 です。

本当に重要なのは、

ファンディングレートの「数字の大きさ」=重さ(偏り)

この記事では、
CoinGlassのデータを使って、ファンディングレートの正しい見方をわかりやすく解説します。

まず軽く|ファンディングレートとは?

ファンディングレートとは、
先物市場でロングとショートのバランスを保つための仕組みです。

  • ロングが多い → ロングが手数料を支払う(プラス)
  • ショートが多い → ショートが手数料を支払う(マイナス)

つまりファンディングは、

どちら側にポジションが偏っているか

を示す指標です。

👉 ファンディングレートの仕組みを詳しく知りたい方はこちら

CoinGlassでファンディングレートを見る場合の考え方

ファンディングレートは、どのサイト・どの取引所の数値を見るかで見え方が変わる指標です。

この記事では、
CoinGlassに表示されているデータを基準に、

CoinGlassでファンディングレートを見る場合の考え方

を解説していきます。

CoinGlassは、
複数取引所のファンディングレートをまとめて確認でき、BTC・ETH・アルトコイン・ミームコインまで同じ基準で比較できるため、ファンディングレートの「重さ(偏り)」を判断するには非常に分かりやすいデータ構成になっています。

ファンディングレートで本当に見るべきは「重さ」

ここが一番大事なポイントです。

ファンディングレートは、

  • プラスかマイナスか → 方向
  • 数字の大きさ → 歪み(重さ)

を見ます。

数字が大きいほど、どちらか一方が「無理をしている状態」です。

【重要】ファンディングレート「重さ」早見表

◆ ビットコイン・ETH(大型銘柄)

ファンディング状態解釈
±0.005% 以下軽い健全・偏りほぼなし
±0.01% 前後やや重い偏り始め
±0.02% 以上重い清算候補ゾーン
±0.05% 以上危険焼かれる側が出やすい

👉 BTCで ±0.02% は要注意ライン

◆ 中型アルト(SOL / AVAX / LINKなど)

ファンディング状態解釈
±0.01% 以下軽い通常
±0.03% 前後重い偏りあり
±0.05% 以上危険逆行警戒
±0.1% 以上異常刈り取りゾーン

👉 BTCより 2〜3倍の幅で見る

◆ ミームコイン・小型アルト

ファンディング状態解釈
±0.05% 以下軽いまだ普通
±0.1% 前後重いギャンブル領域
±0.3% 以上危険清算前提
±1% 超異常養分待ち状態

👉 ミームは「高ファンディング=危険」 が基本

※本記事で紹介しているファンディングレートの基準値は、過去の相場データや清算傾向をもとにした実務的な目安です。数値そのものよりも、「偏りがどの程度か」を判断するための判断軸として活用してください。

なぜ銘柄ごとに基準が違うのか?

理由はシンプルです。

  • BTC:流動性が高く、機関投資家も多い
  • アルト:個人トレーダーが多く、値動きが荒い
  • ミーム:感情トレード・流動性が低い

流動性が低いほど、少しの偏りでも価格が大きく動く

だから
同じ0.02%でも、銘柄によって意味が違うのです。

誤解しないでほしいポイント(超重要)

❌「±0.02%だから必ず逆行する」

⭕「±0.02%を超えたら“焼かれる準備が整った”と判断できる」

トリガーは価格・ニュース・指標

よくある間違った見方
・プラスだからロングが多い → すぐショート
・マイナスだからショートが多い → すぐロング
これは 危険 です。

正しいファンディングレートの見方まとめ

1️⃣ プラス/マイナスで 方向を見る
2️⃣ 数字の大きさで 重さ(歪み)を見る
3️⃣ 銘柄ごとの基準と照らす
4️⃣ OI・価格と必ずセットで判断する

まとめ

ファンディングレートは
どちらが多いかではなく
どちらが「苦しいか」を見る指標

苦しい側が、狙われる

CoinGlassを使って
ファンディングの「重さ」を意識できるようになると、
無駄な逆張り・無意味な順張りが一気に減ります。