
CoinPost編集部が 片山さつき 金融担当大臣 に行ったインタビューから、
暗号資産・Web3に関する重要ポイントだけを分かりやすく整理しました。
結論から言うと
日本の暗号資産ルールは「いよいよ世界標準へ」大きく動き始めています。
暗号資産は「分離課税20%」へ【2028年施行予定】
何が変わる?
これまで暗号資産は👇
- 総合課税
- 最大税率 55%
という非常に不利な税制でした。
これが 株・FXと同じ「分離課税20%」 になります。
なぜ時間がかかる?
施行は 2028年1月予定。
理由は👇
- 金融商品取引法(=金商法)への移行が前提
- 自主規制団体の審査体制・基準の強化が必要
- 投資家保護を整えた上で実施するため
➡ 「遅い」のではなく「本気で制度を整えにいっている」 という位置づけです。
暗号資産は「金融商品」へ|金商法に移行
なぜ金商法?
暗号資産市場では👇
- 不透明なホワイトペーパー
- SNSでの無登録勧誘
- インサイダー取引
- ハッキング被害
といった問題が続いてきました。
これに対し👇
✅ 正確な情報開示
✅ 不正勧誘の取り締まり
✅ インサイダー防止
✅ セキュリティ強化
を行うため、資金決済法 → 金商法へ移行します。
「暗号資産を縛る」のではなく「投資として認めるための整備」 です。
日本は「デジタル元年」へ|Web3は国家戦略
片山大臣は
2026年はデジタル元年になる
と明言。
国が本気で進める分野
- Web3 / ブロックチェーン
- AI・半導体・量子技術
- デジタル金融インフラ
暗号資産・ブロックチェーンは
生産性向上・コスト削減・国際競争力強化の鍵
として明確に位置づけられています。
ステーブルコインは「国家戦略」そのもの
なぜステーブルコインが重要?
ポイントは👇
- 決済が速い・安い・確実
- 国際送金インフラとして有望
- 裏付け資産は国債
ステーブルコインが普及すると自動的に国債の需要が生まれる
つまり👇
- 米国:ドル覇権を守る
- 日本:円と国債の国際的地位を高める
という金融戦略そのもの。
日米協力がカギ|円×ドルのステーブルコイン構想
ドル円は、世界第2位の取引量
片山大臣は👇
- ドル建てステーブルコイン
- 円建てステーブルコイン
を スムーズに交換できる仕組み を日米で構築すべき と言及。
実現すれば
- 円の国際的プレゼンス向上
- 日本の金融影響力拡大
につながります。
円建てステーブルコインの主戦場は「貿易」
特に期待されているのは👇
- 発展途上国との貿易決済
- 国際送金が弱い国との取引
- 大口の貿易金融
SWIFT不要・即時決済・低コスト。
「円で世界と取引する未来」 が現実味を帯びてきています。
CBDCより「ブロックチェーン型」が有力?
欧州ではCBDC(中央銀行デジタル通貨)が議論されていますが、
片山大臣は👇
- 中央集権型はプライバシー懸念
- P2Pのブロックチェーン型が現実的
という立場。
民間主導 × 分散型 を重視する姿勢が明確です。
DeFiは「ユースケース次第」で拡大
DeFiについては👇
- 規制ありきではなく
- 使い道(ユースケース)を見て判断
という方針。
特に👇
- 証券決済のトークン化
- MMF(マネーマーケットファンド)のブロックチェーン化
など、金融インフラそのものが変わる可能性に注目しています。
まとめ|日本の暗号資産は「追い風フェーズ」へ
今回のインタビューから見える全体像👇
✅ 2028年:暗号資産は分離課税20%
✅ 金商法移行で「投資」として明確化
✅ ステーブルコインは国家戦略
✅ 日米連携で円の国際的地位向上
✅ Web3は一過性ではなく中核産業
片山大臣の言葉どおり、
「本当に今、時代が動いてきている」
日本の暗号資産・Web3は
「グレーな時代」から「制度化された成長フェーズ」へ
入ったと言えるでしょう。



