CFD取引(差金決済取引)とは?初心者向けにやさしく解説します!

CFD取引(差金決済取引)とは?初心者向けにやさしく解説します!

現在、投資家たちの間で注目されているのが「CFD取引」です。

証拠金を預け、レバレッジをかけて取引ができるため、少額から始める方にもおすすめの取引方法です。

この記事では、CFD取引のメリット・デメリットなどについて解説していきます♪

CFD取引とは

CFDとは、「Contract For Difference」の略称で、「差金決済取引」のことをいいます。

CFD取引では「現物」の売買は行われず、証券会社に証拠金を預けて取引を行い、その差額のみを決済します。

証拠金を預けることでFXのようにレバレッジをかけることができ、少額の資金でも大きな利益を得られる可能性があります。

また、買いだけでなく売りからでもポジションを建てることができます。

「価格が下落する場面でも利益を狙えることができる」という点も大きなメリットです。

【 主な特徴 】
・個別銘柄ではなく株価指数や商品など多くの商品に投資
・FXのように買いからも売りからも取引可能
・レバレッジもかけられる

FX取引は外国通貨が取引対象ですが、CFD取引は日経やNYダウなどに対して証拠金取引をします

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CFD取引のメリット

投資対象が多い

CFD取引は、株式・株価指数など投資対象がとても多いです。

CFDの中には金・銀なども含まれており、CFDは多くの銘柄の中から選ぶことができるのが大きなメリットです。

レバレッジをかけて取引ができる

CFDはFX取引のようにレバレッジをかけることができます。

取引金額に対して少ない資金でも大きな利益を得られるチャンスがあります。

ほぼ24時間取引ができる

CFDでは投資対象ごとに取引時間が決まっていますが、色々な商品で取引をすることで、ほぼ24時間取引することができます。

CFDでは好きな時間に取引できますので、忙しい方にもオススメです。

CFD取引のデメリット

リスクが大きくなる可能性がある

CFD取引はレバレッジをかけられるので、少ない資金で大きな利益を得られる点がメリットです。

しかし反対に、レバレッジをかけすぎると、大きな損害を受ける可能性も高くなります。

どの金融商品にもリスクはありますので、どんな投資方法でもリスク管理を常に心がけましょう。

追証が発生する可能性がある

CFD取引は、追証が発生する可能性があります。

追証とは、「追加保証金」の略称で、証拠金を追加で預けなければならないことをいいます。

期日までに追証を入金できなかった場合は、強制決済されてしまうので注意しましょう。

万が一の際に備えて、レバレッジを抑えたり余裕資金を確保しておくなど、リスク管理を徹底することが大切です。

CFD取引の投資商品

CFD取引で扱っている主な投資商品を解説します。

株価指数

【 主な株価指数 】
・日経225
・米S&P500
・米NYダウ30
・米ナスダック100

日経225

日経225は、世界で3番目に大きい証券取引所である東京証券取引所の株価指数です。

日本株式の主要な指数である日経225は株価平均指数であり、日本の最も優良な225銘柄で構成されています。

【 株価指数を構成する225の銘柄 】
・食品
・自動車
・化学薬品
・鉱業
・医薬品
・銀行
・金融サービス
・運送業
・電気機器

など多様な産業分野にわたります。

S&P500

S&P500は、アメリカの金融サービス会社「スタンダード&プアーズ・ファイナンシャルサービスLLC」によって導入されました。

S&P500はアメリカ株式の主要指標であり、時価総額においてアメリカの株式市場の75%を占めます

ニューヨーク証券取引所やナスダック証券取引所に上場している500の主要銘柄に基づき、リアルタイムで算出、公表されます。

【 S&P500に含まれる産業 】
・ヘルスケア
・消費者金融
・情報技術
・投資銀行
・証券会社
・工業
・化学工業
・バイオテクノロジー

など多岐にわたります。

NASDAQ

NASDAQ証券取引所は、取引高および時価総額の面で、ニューヨーク証券取引所に続く世界で2番目に大きな株式取引所です。

ハイテク関連株が相対的に高く集中している点も大きな特徴です。

NASDAQ指数の主要なものはNASDAQ総合指数ですが、その傘下となるNASDAQ100は、NASDAQ証券取引所に上場している最も優良な107の非金融会社によって構成されています

・コンピュータハードウェア/ソフトウェア
・小売り/卸売取引
・バイオテクノロジー

などの主要な産業グループの企業を反映しています。

NASDAQには、GAFAなどの大規模なIT企業も含まれています。

NYダウ

NYダウとは、1882年に創設されたDow Jones & Companyで、世界で最も大きなビジネス及び金融ニュース企業の一つです。

その主要指数であるNYダウ(Dow Jones工業株価平均)は、世界的に最も注目されている株価指数の一つであり、Appleなどの大手優良企業が含まれています。

NYダウは、30種類の超大手企業の株価の平均値で構成されています。

米国経済の景気動向を見る上で重要な指標となっています。

貴金属

【 主な貴金属 】
・ゴールド(金)
・シルバー(銀)
・パラジウム
・プラチナ

ゴールドやシルバーは工業製品に使われており、景気がよくなると高くなり、景気が悪くなると下がる傾向があります。

世界的な不景気や戦争などの有事の際にも、資金の逃げ先とされることが多く、価格が上がる傾向にあります。

エネルギー

【 主なエネルギー 】
・BRENT原油
・軽油
・天然ガス
・原油
・原油ミニ

原油は、世界の需要や原油国の情勢などで価格が動きます。

コモディティ(商品)

【 主なコモディティ 】
・COCOA(ココア)
・COFFE(コーヒー)
・CORN(コーン)
・COTTO(コットン)
・HGCOP(銅)
・SBEAN(大豆)
・SUGAR(砂糖)
・WHEAT(小麦)

農産物は、天候や政治に影響を受けやすい商品です。

VIX

VIX指数とはボラティリティ・インデックス(Volatility Index)の略称で、S&P500株価指標を対象としたオプション取引のボラティリティをもとに算出しています。

別名が「恐怖指数」と呼ばれ、数値が高いほど、投資家が先行きに対して不安を感じているとされています。

【 VIXに関連する主な銘柄 】
・米国VI
・米国VIベアETF
・米国VIブルETF

まとめ

この記事では、CFD取引のメリット・デメリットなどについて解説しました。

CFD取引は投資対象が豊富で、レバレッジをかけて取引することができるため、投資の幅が広がりますので、是非この機会にチャレンジしてみて下さい。

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