暗号資産のハードウォレットとは?おすすめのウォレットを紹介!
暗号資産を保管する「ウォレット」にはいくつかの種類がありますが、その中でも「ハードウォレット」はセキュリティの高さで知られています。
この記事では、ハードウォレットのメリットやおすすめのウォレットについて解説していきます♪
ハードウォレットとは
ハードウォレットとは、「専用デバイスで暗号資産を管理するもの」です。
ハードウォレットはハッキングのリスクを減らすことができ、小型のため持ち運びも便利です。
現在、品薄になるほどの人気商品もあり、暗号資産の管理には必須アイテムとなっています。
ハードウォレットはコールドウォレットと言い、ウォレットをインターネットから切り離した場所で保管するウォレットです。
最もセキュリティ性の高いウォレットと言われています。
ハードウォレットのメリット
ハッキングの可能性が低い
ハードウォレットの一番のメリットは、ハッキングの可能性が低いことです。
ハードウォレットは、秘密鍵をインターネットから切り離し、オフラインで管理しているため、ハッキングのリスクがありません。
取引所のウォレットなど、オンライン上で秘密鍵を管理するウォレットには、常にハッキングの危険性があります。
ハードウォレットで暗号資産を管理すれば、盗難リスクを減らすことができます。
ウォレットの中身をバックアップできる
ハードウォレットはデバイスの紛失・故障時も、別のデバイスを購入すればウォレットが復元可能です。
復元にはリカバリーフレーズ(秘密キー)が必要です。
このリカバリーフレーズさえ忘れなければ、デバイスを無くしても暗号資産を失う心配はありません。
ハードウォレットのデメリット
リカバリーフレーズの管理が必須
ハードウォレットは、リカバリーフレーズを使用すれば復元可能ですが、紛失すると復元できません。
ハッキングのリスクがないですが、リカバリーフレーズの保管は徹底しましょう。
リカバリーフレーズを紙にメモし保管するなど、人に見られたり、盗難にあったりするリスクを減らしましょう。
価格が高い
ハードウォレットは他のウォレットと比べると、値段が高くなっています。
製品にもよりますが、「1~2万円前後」となっています。
とはいえ、多くの暗号資産を管理している際は、安全面を考慮して購入をおすすめします。
リスク回避のため、セキュリティはしっかりしておきましょう。
正規販売店以外で購入すると、詐欺に遭う可能性がある
ハードウォレットはAmazonなどでも購入可能ですが、正規販売店以外で購入すると詐欺に遭う可能性があります。
リカバリーフレーズの設定が済んでいるハードウォレットは絶対に使用してはいけません。
リカバリーフレーズさえ知っていれば同期でき、暗号資産が盗まれる可能性があります。
ハードウォレットは必ず正規販売店から購入するようにしましょう。
おすすめのハードウォレット
ハードウォレットを選ぶなら以下の2つがおすすめです。
Trezor(トレザー)
Trezorは、ビットコインなどの主要通貨をはじめ、10種類以上の暗号資産に対応しているハードウォレットです。
トークンを含めると、1,000種類を超える通貨に対応しています。
時には品薄になるほどの人気なハードウォレットです。
Ledger Nano S(レジャーナノエス)
Ledger Nano Sは、暗号資産を強固なセキュリティで保管ができるデバイスです。
主要通貨をはじめ、アルトコインも含めると30種類以上の暗号資産を管理できます。
アップデートによって日々管理できる通貨は増えていますので、今後も対応通貨が増える期待がもてます。
USBタイプのため持ち運びが便利なこともLedger Nano Sの大きな魅力です。
アプリケーションが利便性に優れ、説明も分かりやすいのも、おすすめするポイントです。
まとめ
以上、ハードウォレットについて解説しました。
ハードウォレットは、暗号資産を安全に管理するために作られたツールです。
少しお金はかかりますが、資産のセキュリティを高める事もとても重要ですので、是非ハードウォレットを考えてみてはいかがでしょうか?