暗号資産Polygon(ポリゴン/MATIC)とは?DeFi界隈で注目!特徴などを解説します!
DeFiやNFTなどの人気の高まりに影響を受けて再度注目されている「Polygon(MATIC)」。
そんな「Polygon(MATIC)」についてわかりやすく解説いたします♪
Polygon(ポリゴン)とは?MATIC(マティック)とは
Polygon(ポリゴン)は、イーサリアムが抱えるスケーラビリティ問題(ユーザー過多による処理遅延や手数料高騰)を解決するためにつくられたプロジェクトです。
Polygonが発行している独自トークンの名称がMATIC(マティック)です。
Polygonには、イーサリアムチェーンに負担がかかりすぎないよう負荷を分散化させる役割があります。
Polygonは過去にバイナンスの「Binance Launchpad」で資金調達を行い、その将来性の高さから560万ドル(約6億円)の調達に成功しています。
最近話題のDappsやNFTマーケットなどの基盤として使用されるイーサリアムが、スケーラビリティ問題を抱えています。その解決策の一つとして2021年に一気に需要が拡大しているのが、Polygonというセカンドレイヤー・ソリューションのプロジェクトです。
セカンドレイヤー
セカンドレイヤーとは、メインのブロックチェーン以外で何らかの取引を実行する技術のことを言います。
セカンドレイヤーのメリットは、イーサリアムのブロックチェーンといったメインのブロックチェーン上で処理を行わないため、ブロックチェーン本体のシステムの処理に負荷がかからず、高速な処理ができることでスケーラビリティ問題を解決できることにあります。
Polygon(MATIC)の特徴
イーサリアムとの互換性が高い
Polygonはイーサリアムのスケーラビリティ問題解決に特化したプロジェクトなので、イーサリアムと高い互換性を実現できています。
そのためイーサリアム上で開発されたサービスはPolygon上でそのまま利用可能です。
また、今までガス代や処理速度が壁となってイーサリアムを使用できなかったプロジェクトにおいてもイーサリアムが使えるようになります。
DeFiで活躍の場を広げている
DeFiサービスのAave、1inch、sushiswapなどで既に使用され、およそ200プロジェクトで使用されています。
DeFiや、DApps銘柄の他、NFT銘柄でも使用され急激に使用プロジェクトが増えています。
処理能力が高く手数料が安い
イーサリアムのトランザクション処理数は毎秒10~15件と言われていますが、Polygonは毎秒6000~7000件のトランザクション処理が可能です。
Polygonはイーサリアムに比べ、約600倍の処理能力を誇っています。
処理能力が高いことで送金が遅れるようなこともなく、安い手数料を実現できます。
トランザクションにかかる手数料は1円以下なので、ほぼ手数料を気にする必要はありません。
Polygon(MATIC)の基本情報
Polygon(MATIC)の価格・チャート
まとめ
この記事では、Polygon(MATIC)について解説しました。
Polygonは処理速度の高速化と低コスト化を実現しているイーサリアムのセカンドレイヤー・ソリューションで、2021年に入り急速に需要が拡大しています。
今後も注目していきましょう。