ブロックチェーンは、価値のやり取りを止めにくく・改ざんされにくくする新しい土台技術です。
その代表がビットコイン。発行上限という希少性や、2024年のETF承認などを背景に、世界規模で認知が高まりました。日本でもCBDCの実証が進み、民間のデジタルマネー構想も広がっています。
「目に見えない資産」になぜ価値が生まれるのか──。
理由はシンプルで、希少性×需要×ネットワーク効果。そして投資家にとっては、少額から始められ、24時間チャンスを掴めるという大きな魅力があります。
このガイドは、完全初心者でも迷わず進めるように、
何を準備し/何から行い/何を學べばいいかを、順序立てて解説します。
まずは小さく持つ・売買してみる。体験に知識を重ねるのが最短最速です!
暗号資産を學び得られるもの
- 24時間365日、どこからでも取引できる
- 少額から始めて、機動的に資産づくりに挑戦できる
- 長期目線でコツコツ積み上げる選択肢が増える
- 情報リテラシーが上がり、詐欺やリスクを避けて資産を守れる

🎯ゴール(このガイドで“できる”ようになること)
- コインチェック(国内取引所)で暗号資産を売買できる
└ ビットコイン/イーサ/リップル等を購入 - BYBIT(海外取引所)に送金できる
└ コインチェック → BYBITへXRP送金 - BYBITでの現物交換ができる
└ XRP → USDT、USDT → ETH - BYBIT → MetaMask(ウォレット)へ送金できる
- MetaMaskでスワップ(通貨の交換)ができる
- edgeX(DEX)でデリバティブ取引に挑戦できる
- 暗号資産で決済(お買い物)ができる
- 各操作の注意点を理解し、初歩的ミスを回避できる
最初の一歩は小さく・安全に👍
このロードマップに沿って進めれば、
「いま何をしていて、次に何をすれば良いか」がクリアになります✨
ワクワクしながら、最短最速で“できる”を積み重ねていきましょう!
🔰初心者のための用語ガイド
💡暗号資産の国内取引所と海外取引所の違いってなーに?
・日本円の入出金ができるかどうか(国内はOK/海外は暗号資産のみ)
・取り扱い銘柄の数の違い(海外の方が圧倒的に多い)
・できることの種類の違い(デリバティブ取引・ステーキングなど)
🏠 たとえるなら:
国内取引所=近所のスーパー(安全・わかりやすい)
海外取引所=海外の大型ショッピングモール(品ぞろえ豊富・応用向け)
ポイント:最初は国内で暗号資産を買い、慣れてきたら海外取引所でステップアップ!
💡取引所とウォレットの違いってなーに?
・取引所は「売買する場所」+「資産を一時的に置く口座」
・ウォレットは「自分専用の財布」
鍵(=秘密鍵)を自分で管理するため、セキュリティが高い
ポイント:取引所は“人に預けるお金”、ウォレットは“自分で持つお金”というイメージ。
💡スワップってなーに?
同じネットワーク(チェーン)上で、ある暗号資産を別の暗号資産に交換すること。
たとえば ETH を USDT に変える操作です。
💱 たとえるなら:
日本円の千円札を、百円玉10枚に両替するようなもの。
注意:スワップには少額のガス代(手数料)が必要です。ネットワークによって金額が異なります。
💡DEXってなーに?
DEX(分散型取引所)は、会社を通さずにウォレット同士で直接やり取りできる取引所。
口座登録も本人確認も不要で、ウォレットをつなぐだけで使えます。
🤝 たとえるなら:
“フリマアプリ”のように、個人同士で直接やり取りするイメージ。
🌐中央の管理者がいないので、世界中の誰でも24時間利用できます。
💡デリバティブ取引ってなーに?
デリバティブ取引は、価格の変動を利用して利益を狙う“差益取引”のこと。
現物を持っていなくても「上がる」「下がる」のどちらでも利益を狙えるのが特徴です。
💥 たとえるなら:
株や暗号資産を「今すぐ持たずに、値動きだけを取引する」イメージ。
小さな資金でも、レバレッジを使えば大きな取引ができます。
ポイント:少額で大きく動かせる分、リスク管理がとても重要です。
全体の流れを確認しよう!
暗号資産の世界では、最初のうちは「いま自分がどの段階にいるのか」がわかりにくくなりがちです。
そこで、これから行う一連の流れを図にして可視化しました。
下の図は、今回のゴールである
「edgeXでデリバティブ取引ができるようになるまでの資金の流れ」をまとめたものです👇

💡この図を見るとわかるように、
「日本円 → XRP → USDT→ ETH → USDT(Arbitrum)」という順で資金が動いていきます。
それぞれの矢印が“ステップ”になっているイメージです。
準備するもの
暗号資産の世界を始めるために、まずは口座やウォレットなどの基本ツールをそろえましょう。
この準備さえできれば、あとは手順どおり進めるだけでOKです✨
今回使うサービス
これらを順番に登録・設定していきます👇
- コインチェック(国内取引所)☞口座開設はコチラ
→ 日本円を入金して、XRPなどの暗号資産を購入する場所。 - BYBIT(海外取引所)☞口座開設はコチラ
→ コインチェックで買ったXRPを送って、USDT・ETHなどに交換する場所。 - メタマスク(ウォレット)☞登録はコチラ
→ 自分の資産を保管・管理する「デジタル財布」。 - edgeX(DEX)☞登録はコチラ
→ DeFi(分散型金融)の世界でトレードやデリバティブ取引を行う場所。 - Tria(DEX・ウォレット)☞登録はコチラ
→ 今後活用していく新しい分散型ウォレット。将来的な連携にも使えます。
登録に必要なもの
事前に以下を準備しておくとスムーズです。
- メールアドレス: Gmail推奨(認証メールを見逃しにくい)
- 本人確認書類: 運転免許証/マイナンバーカード/パスポートなど
- メモ環境: 紙+ペン(ウォレットの回復フレーズなどはオフラインで保管!)
- Google 認証システム アプリ
☞GooglePlayダウンロードはこちら
☞AppStoreダウンロードはこちら
準備ができたらスタート!
では、準備するものができたら、下記の図の手順を一から進めていこう!

●STEP 1:コインチェックに日本円の入金
1.コインチェック「取引アカウント」にログイン
⇒ 登録したメールアドレス・パスワードを入力して「ログイン」を押す
※パソコンの場合は必ずブックマークをして、そこから入る癖を!ネット検索は要注意!
※スマホの場合はアプリをインストールしておく

2.メニュー内の「日本円の入金」
⇒「銀行振込」を選択
⇒ GMOあおぞら銀行・楽天銀行から選択し、日本円を振り込む

●STEP 2:コインチェックでXRP(リップル)を買う
1.メニュー内の「販売所(購入)」を押す
2.「XRP」を押す
3.購入したい「数量」を入力
⇒ その時のレートで合計いくら必要かが表示されます
4.「購入する」を押す
※「購入する」ボタンを押した後のキャンセルは出来ません。


●STEP 3:バイビットにXRPを送る
1.コインチェックの「暗号資産の送金」を押す
2.送金する通貨は「XRP」を選択

3.送金先の「追加/編集」を押す
⇒ 新規追加

⇒ 送金先の新規追加
・宛名:BYBIT(バイビット)
・アドレス:※BYBITのXRP受信アドレス※
・宛先タグ:※BYBITのXRPタグ※
・サービス名:「Bybit」を選択
・受取人種別:「本人への送金」を選択
・「追加する」を押す
💡BYBITのXRP受信アドレスの確認方法
・BYBITにログインし、「入金」を押す
・入金したい通貨「XRP」を選択
・チェーン「XRP」を選択
・XRPのアドレスとメモ(タグ)が表示されるので、コピーしてコインチェックの画面に戻り貼り付ける。

4.追加した送金先を選択する
⇒ 宛先タグには、登録した送金先のタグが自動で入力される
※アドレスとタグが間違っていないか、再度BYBITで確認すること!

5.送金目的は「他の取引所、サービス等の自己口座での保管」を選択
6.送金額を入力 ※20 XRP~(約10,000円)
7.「確認する」を押す

●STEP 4:バイビットでXRPをETHに交換する
XRPからETHに直接交換することはできないので、まずはXRPをUSDTに交換して、USDTからETHに交換していきます。
2.まずは入金したXRPが「統合取引アカウント」に入っているかを確認する
⇒ 「資産」⇒「統合取引アカウント」
⇒ 「XRP」の所に、送った数量が記載されていればOK


3.XRPの「取引」⇒現物「XRP/USDT」を押す

4.XRP⇒USDTに交換していきます。持っているXRPを売ってUSDTに交換します。
⇒ 「現物」になっているかを確認
⇒ 「売り」を選択
⇒ 「成行」を選択
⇒ 「数量」を入力 ※全て交換する場合はオレンジのバーを一番右(100%)まで引っ張る
⇒ 「売り」を押す
⇒ 確認画面で「XRPを売り」を押す
✅ これでXRPをUSDTに交換完了となります。

今回は簡単な成行注文での解説になります。
注文には大きく分けて「成行注文」と「指値注文」があります。
5.次に、USDC⇒ETHに交換していきます。
ここでは、先ほどのXRPの時とは逆で、USDTでETHを買っていきます。
⇒ まずは、通貨ペアを変更します。
⇒ 「現物」「USDT」「ETH」を選択。
これでETH/USDTの取引画面に切り替わりました。
⇒ 「現物」になっているかを確認。
⇒ 「買い」を選択。
⇒ 「成行」を選択。
⇒ 「数量」を入力 ※全て交換する場合はオレンジのバーを一番右(100%)まで引っ張る。
⇒ 「買い」を押す。
⇒ 確認画面で「ETHを買い」を押す。
✅ これでUSDTをETHに交換完了となります。

●STEP 5:ETHをメタマスクに送る
次に、ETHをバイビットからメタマスクに送ります。
この時に注意しなければいけないのは、どのネットワーク(チェーン)で送るかです。
暗号資産にはいろんなチェーンがあります。
取引所内に暗号資産がある状態ではネットワーク(チェーン)は関係ないのですが、どこかに送金する際は、受け取り側で対応している暗号資産、そしてネットワーク(チェーン)を選択して送る必要があります。
もし、ネットワーク(チェーン)を間違えてしまったり、全く違う暗号資産のアドレスに送ってしまうと、その暗号資産は消えてしまいます。これを“ゴックスする”と言われています。
正確には世の中から消えたわけではなく、宙に浮いた状態になってどうすることもできないということです。
なので、ここはすごく大事なポイントです!
今回は、最終的にedgeX(DEX)にデポジットをしたいので、その時に必要となるチェーン「Arbitrum One」でメタマスクに送ります。
●STEP 5-1:メタマスクにネットワークの追加とトークンインポート
まずは、メタマスクに「Arbitrum One」のネットワーク追加と、「USDT」のトークンインポートを行っておきましょう。
1.ネットワーク(チェーン)の追加
⇒ メタマスクを開き「すべてのネットワーク」を押す。
⇒ Arbitrum Oneの「+」を押して追加完了。
⇒ ネットワーク(チェーン)は「Arbitrum One」を選択。
2.次にトークンインポートを行います。
⇒ パソコンの場合は「:」→「トークンをインポート」。
※スマホアプリの場合は「+」。
⇒ トークン検索欄に「USDT」と入力。
⇒ 「USDT0」に✅を入れて「次へ」を押す。
⇒ 「インポート」を押す。

●STEP 5-2:BYBITからETHをメタマスクに送る
1.統合取引アカウントから資金調達アカウントに振替をする
※スマホアプリの方のみでOK
⇒ 「資産」画面の「振替」を押す
⇒ 振替元口座を「統合取引アカウント」
振替先口座を「資金調達アカウント」
⇒ 通貨は「ETH」
⇒ 金額を入力(すべて振替する場合は「最大」を押す)
⇒ 「確定」を押す
★これで振替は完了!

2.「資産」⇒「資金調達」⇒「出金」を押す

3.「ETH」を押す(スマホアプリ)
通貨「ETH」を選択(パソコン)
4.ウォレットアドレス(アドレス)のところにメタマスクの受取アドレスを入力する。
バイビットの画面はそのままで、メタマスクを開いて受取アドレスをコピーしにいきます!
⇒ メタマスクを開き「受取」を押す
⇒ 「アドレスをコピー」を押して、
“コピーに✅(パソコン)” “クリップボードにコピーされました(スマホアプリ)”と表示されたらコピー完了
⇒ バイビットの出金画面に戻り、「ウォレットアドレス」の欄に貼り付ける
5.チェーンタイプ(ネットワーク)は「Arbitrum One」を選択。
6.数量を入力
⇒ すべて送る場合は「すべて(最大)」を押す
※パソコンの場合は、ここで資産が入っているアカウントを選択することが可能

7.「確定(出金)」を押す
⇒ 出金確認(セキュリティ認証)画面が出るので、問題なければ「提出(確定)」を押す
⇒ セキュリティ認証を行う
❶ メール認証
・「認証コードを送信する(コードを取得)」を押す
・メールに届いた数字を入力する
❷ Google認証コード
・Google認証アプリを開いてBYBITの数字を入力する
⇒ 出金申請提出完了!「確定(OK)」を押す

8.メタマスクにETHが届いているかを確認!
⇒ 「アクティビティ」に“受取りました(受取った)ETH”の記載があればOK
⇒ 「トークン(ホーム)」の画面にETHの数量が反映されていればOK
※ 数字が反映されない場合は更新をしてみてください

●STEP 6:メタマスクでETHをUSDTにスワップする
メタマスクにETHが届いたので、次はETHをUSDTにスワップしていきます。
ここで注意すべきことは、すべてスワップしないこと!
なぜなら、この後edgeXにUSDTをデポジットする時に、ガス代としてETHが必要になるからです。
なので、少量のETHを残した状態でUSDTにスワップしていきます。
※Arbitrum Oneのガス代はとても安いですが、今後もスワップしたり、デポジット、出金をする際に毎度ガス代は必要になりますので、余裕を持ってETH:5ドル分くらいは残しておきましょう。
また、edgeXへの最低デポジット数量が10 USDT~となるので、スワップをする際は10 USDT以上になるようにスワップしていきましょう。
1.「スワップ」を押す
⇒ 上の段がETH、下の段がUSDTになっていることを確認
※ 銘柄のところを押すと選択可能
2.上の段にスワップしたいETHの数量を入力する
⇒ 現在の交換レートでいくら分のUSDTに交換できるかの数量が下の段に表示される
3.「スワップ」を押す

★スワップ完了!
「アクティビティ」で確認&トークン(ホーム)でETHが減ってUSDTが増えていることを確認。
●STEP 7:edgeXにUSDTをデポジットする
いよいよedgeXにUSDTをデポジットしていきます!
1.edgeXアプリを開きます
2.「ウォレットを接続」を押す
3.「ウォレットを接続」の方を選択します
4.「MetaMask」を選択
⇒メタマスクが勝手に起動します(ログインする)
⇒「接続」を押す
⇒「確定」を押す
⇒署名要求「確定」を押す
★これでedgeXとメタマスクの接続が完了


5.「私の」の画面で「入金」を押す
6.「USDT」を押す
7.「Arbitrum」を押す
8.「金額」を入力する⇒「入金を確認」を押す
※最小10 USDT~
⇒署名要求「確定」を押す
⇒使用上限要求「確定」を押す
⇒トランザクション要求「確定」を押す
⇒“クロスチェーン入金処理中” 完了するまでそのまま待つ
⇒“クロスチェーン入金が確認されました”と表示されたらデポジット完了!
⇒「詳細を確認」を押して確認をしましょう!
※確認後は、左右上の「<」を押して、TOPページまで戻る


●STEP 8:edgeXでデリバティブ取引をする
デポジットが完了したら、早速デリバティブ取引(先物)をやってみよう!
今回は、通貨ペア:BTCUSD・成行注文で説明をしていきます。
●STEP 8-1:ポジションの持ち方
1.「先物」の画面で「取引」を押す
2.通貨ペアを選択する
⇒左上の「三」を押す
⇒「すべて」から「BTCUSD」を選択する
※別の通貨ペアでトレードしたい場合は、こちらで変更可能
3.レバレッジを設定する
⇒最初は練習で2~4倍にしましょう
※通貨ペアによって最大レバレッジが異なります
4.「成行注文」を選択
5.「数量」を入力
⇒“USD”表記にするとわかりやすいです
⇒証拠金×レバレッジの数量を入力する
(例)証拠金5ドル×レバレッジ2倍=10 USD
⇒この場合は、5ドルの資金を使ってレバレッジ2倍をかけて合計10ドルを運用するということになるので、数量の欄には「10 USD」と入力する
6.「ロング」or「ショート」を押す
⇒上昇する方にかけるならロング、下落するほうにかけるならショート
⇒これでポジションを持てました!
7.「ポジション」で確認
⇒ポジションに記載されている内容を理解しよう!
・未実現損益(USD):
・リターン率(%):
・数量(BTC):
・証拠金(USD):
・価値(USD):
・エントリー価格(USD):
・オラクル価格(USD):
・清算価格(USD):
・資金手数料:

