【CBD】「カンナビノイド審査委員会」ってどんなことをする機関?

【CBD】「カンナビノイド審査委員会」ってどんなことをする機関?

カンナビノイド審査委員会とは

カンナビノイド審査委員会とは、日本の厚生労働省によって設置された審査委員会の一つで、カンナビノイド関連製品の安全性や有効性、および規制に関する審査を行う機関です。

そもそも「カンナビノイド」とは?

カンナビノイドとは、大麻に含まれる成分の一種で、THCCBDなどが代表的なものです。THCは嗜好性があり、多量摂取により健康被害が懸念されますが、CBDには健康面での効果が期待されています

カンナビノイド審査委員会の役割とは?

カンナビノイド審査委員会は、これらのカンナビノイド関連製品が日本国内で適切に使用されるため安全性や有効性、および規制に関する審査を行っています。
具体的には、新薬承認に必要な治験データの審査や、医療用途に関する審査、食品や化粧品としての使用に関する審査などを行っています。

カンナビノイド審査委員会は、大麻草やその製品の違法性に関する判断を行う機関ではありませんが、日本における大麻の取り扱いに関する法律や規制に基づいて、カンナビノイド関連製品の審査を行っています。

カンナビノイド審査委員会の審査基準について

カンナビノイド審査委員会は、医療用途におけるカンナビノイド製品の安全性有効性品質を審査するために設立された委員会です。審査基準は、次の3つの要素に基づいています。

・安全性:カンナビノイド製品の安全性は、動物実験や臨床試験などのデータをもとに判断されます。審査では、副作用の有無、安全な投与量、長期的な使用によるリスクなどが評価されます。

・有効性:カンナビノイド製品が医療用途において有効であるかどうかは、臨床試験などのデータをもとに判断されます。審査では、疾患の症状の改善、患者のQOLの向上などが評価されます。

・品質:カンナビノイド製品の品質は、製造方法、成分分析、保存方法などを評価することで判断されます。審査では、GMP(Good Manufacturing Practice)に基づく製造プロセスの遵守や、成分の正確な表示などが評価されます。

これらの要素を総合的に判断し、審査委員会はカンナビノイド製品の承認や非承認を決定します。

「特定違法物質審査済証」について

カンナビノイド審査委員会が調査・精密な分析を行い、審査基準をクリアした製品には「適法・安全」の目印として審査済証を付与ています。

・大麻取締法が禁止している大麻草の部位から抽出・製造されたCBDが含まれていないか。

・麻薬及び向精神薬取締法で禁止しているTHCなどの麻薬指定成分が含まれていないか。

・食品用途のCBD製品では禁止溶媒が使用されていないか。

などの薬機法、大麻取締法、麻薬及び向精神薬取締法、景品表示法等の各法令に違反していないかについて民間最高水準での調査・分析を行っています

違法製品が市場で蔓延することにより、良質なCBD製品の普及の足かせとなります。違法品及び粗悪品を撲滅し適法・安全な製品を普及させるためや、蔓延している違法品及び粗悪品と同類だと判別されないためにもカンナビノイド審査委員会の審査をご活用ください。

▼証書の見本

「特定違法物質審査済証」のマーク

特定違法物質審査済証」マークが付いている製品については、カンナビノイド審査委員会の審査内容が適正である証拠

本来は、緑色が標準色ですが、商品に貼られる場合はデザイン性を損なわないように、黒、水色など配色を変えている場合もある。

※注意※
《他団体が発行している認証について》
現在、国による認証や認定などはありません。単に分析を行ったことをもって「認証」と主張する団体もあるようですが、カンナビノイド審査委員はそのような団体には一切関与していないとのこと。

カンナビノイド審査委員に対する評価・認知について

Amazonでは、カンナビノイド審査委員会の認証マークがついていない商品を販売することは出来ない。

まとめ

CBD(カンナビジオール)が世界的に注目され、2018年からは日本にも沢山のCBD製品が流れ込んできました。

ただ現状は、CBD製品は多くがアメリカやEUから輸入されていますが、殆どが調査、分析されてなく、日本の法律に違反している可能性が高いものばかりです。

例えば、大麻の茎または種以外から抽出したものがあったり、THCが混入しているケースが多々見られたり、CBDの含有量が表記と違っているものがあったり…。

そんな中、日本でCBD製品を普及、発展させる為、調査、分析をする機関として、「カンナビノイド審査委員会」が発足されたのです。

①違法な大麻草の部位から抽出・製造されたCBDが含まれていないか?
②禁止成分THC等が含まれてないか?
③商品用途で禁止されている溶媒「TS1」が使用されていないか?
④薬機法・景品表示法・大麻&麻薬関連法規に違反していないか?

そのカンナビノイド審査委員会の認証をクリアした第一号のCBDオイルが、株式会社エルブドールの「h'(アッシュ)」になります

「特定違法物質審査済証」のマークが付いている=日本が認可するCBD製品である証拠。

折角良いモノでも、「安心」「安全」であることが大切。

「h'(アッシュ)」については、こちらをご覧ください。