暗号資産Polkadot(ポルカドット/DOT)とは?注目される特徴を解説します!
Polkadot(ポルカドット/DOT)は2020年8月に上場したばかりの暗号資産ですが、 2021年に入って急騰している、今非常に注目を集めている暗号資産のひとつです。
この記事では、Polkadotについてわかりやすく解説していきます♪
Polkadotとは
Polkadotは、イーサリアムの共同創設者として著名なGavin Wood氏らが率いる「Web3 Foundation」によって考案されたプロジェクトです。
Polkadotのエコシステムで流通するトークンは「DOT」と呼ばれています。
PolkadotはWeb3.0という世界の実現を目指すプロジェクト、およびそのためのブロックチェーンです。
Web3.0
Web1.0、Web2.0の世界は特定企業が個人情報を収集し、管理をするという中央集権的なシステムです。
Web3.0は分散型のネットワークが構築され、中央集権的な管理がない非中央集権型という概念でPolkadotが目指す世界です。
Web3.0ではブロックチェーン同士が横展開でつながり、互換性をもって連携しあっていくことで、分散型ネットワークを完成させることを目指していますが、その為に開発されたのがPolkadotです。
Polkadotの特徴
インターオペラビリティの実現
インターオペラビリティとは、異なるブロックチェーン同士をつないで相互運用できるようになることを指します。
これまでのビットコインやイーサリアムのブロックチェーンは互換性がなく、ブロックチェーン同士をつなぐことができませんでした。
そのため両替するには取引所を介さなければなりませんが、Polkadotはこれらに互換性をもたせることができるため、Polkadotさえあれば両替の必要がなくなります。
このように、Polkadotを介すれば異なるブロックチェーン同士をつないでインターオペラビリティを実現することができ、完全な分散型のWeb3.0をつくることができます。
スケーラビリティ問題が解消される
Polkadotは「Parachain(パラチェーン)」という並列型ブロックチェーンを使用することで、スケーラビリティ問題(ユーザー過多による処理遅延や手数料高騰)に陥らない特徴があります。
パラチェーンの仕組みは、トランザクションを1つずつ処理する従来のブロックチェーンとは異なり、複数のチェーンで多くのトランザクションを並行して処理しています。
複数のトランザクションの並行処理は、スケーラビリティ問題を解消する仕組みとして注目されています。
ブロックチェーン開発に参入しやすい
Polkadotでは、自由にブロックチェーンを開発できる開発ツールを一般向けに提供しています。
提供しているのはサブストレートというブロックチェーン開発を行うためのフレームワークです。
サブストレートを使うことによって、誰でもPolkadotと互換性のあるブロックチェーンを開発することができます。
Polkadotの基本情報
Polkadotの価格・チャート
まとめ
この記事では、Polkadot(ポルカドット/DOT)について解説しました。
Polkadotはビットコインやイーサリアムの課題を改善した新しい仕組みの暗号資産・プラットフォームとして、今非常に注目されています。
今後も注目していきましょう。